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低たん白お弁当を食べながら学びました

    • 2017年11月17日 ブログ

患者さん対象の糖尿病性腎症学習会

 11月15日、ふたわ診療所大会議室にて、患者さん対象の糖尿病性腎症学習会を開催しました。

まず、船橋二和病院2階の透析室を見学。それから「日常生活で気を付けること」について看護師が特にフットケアについてお話しました。

 次に管理栄養士による「栄養指導」。糖尿病のみの時は野菜を積極的に摂取してエネルギー(kcal)は控えめにと指導しましたが…。腎臓が悪くなったら、低たんぱく、カリウム制限、高エネルギー(kcal)の食事に切り替えないといけません。どなたでも戸惑いますよね。

食品サンプルを使いながら、摂取量の注意について説明しました。

患者さん対象の糖尿病性腎症学習会

 減塩も大事です。塩分は1日6g以下(1食2g以下)にしましょう。実際に、たんぱく質・塩分調整のお弁当を食べながら学びました。この日は「和風きのこハンバーグ弁当」。

 質問コーナーでは、「~はダメなの?」「うーん、できれば控えたほうが良いけど、どうしてもだったら一粒位ですよ」というやりとりもありました。当院では、個別に栄養相談も行っております。

 そして、薬剤師による「糖尿病と腎疾患のお薬について」の話、医師による「糖尿病と腎不全の関わり、治療法」の話。

糖尿病の3大合併症が網膜症・腎症・神経症であることを学びました。腎症等が進まないようにする治療には、①血糖値のコントロール、②血圧を下げること(正常値にすること)、③処方された薬をきちんと飲むことが大事です。

 また、足に病変が起こりやすく、皮膚が敏感なので、これからの季節は低温やけどをしないよう、電気毛布や湯たんぽは使用しないようにとの注意がありました。

寝る前に布団を温めて、寝る時は電気毛布や湯たんぽを外して寝ると良いですね。

 最後に、理学療法士が「糖尿病と腎不全の方向けの運動療法」について、実演を交えながら講義を行いました。

膝あげ、膝のばし、スクワット、踏み台昇降運動は、雨天時でも室内でできますね。

継続は力なり、1日1回は運動することが大事です。でも、低血糖症状があるなど、具合の悪い時はやめましょう。

今後も様々な学習会を行う予定です。

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