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新人看護師研修④~採血~

    • 2020年08月24日 ブログ

新人看護師研修④採血

新人看護師研修④は「採血」です。

新人看護師たち、入職してからいろいろな研修をしてきましたが、最も緊張する看護技術の一つが採血ではないでしょうか。(当然のことですが)採血は患者さんに針を刺します。痛みを伴う看護技術ですので、安全且つ、極力苦痛を与えない方法で実施できるよう手技を学んでいきます。

血管と神経の走行などの解剖生理を復習してから、実技に臨みました。

新人看護師研修④採血

採血部位の第一選択に用いるのは前腕肘窩の血管です。肘窩の皮静脈は腕まくりすれば簡単に露出でき、比較的太い血管で採血しやすく、また深在性の静脈のように動脈と並走していないため、安全に採血できます。

皮膚から透かして見えるため、静脈採血のは最適と言われています。

 解剖生理をふまえ、実際に自分たちの血管を確認してみました。

駆血帯を巻き血管を浮き上がらせ、各自の血管を見比べてみると、本当に千差万別!

圧迫しなくても血管が浮き立っている人、駆血しても血管が見えない人、いろいろでした。

 見えない場合は軽くマッサージしてみたり、温熱療法で温めてみたり、手のひらをグーパーさせて血管を浮き上がらせてみます。また目視でわからないときは、指先で弾力の違いを頼りに血管の走行を見つけていきます。指先でたどっていくと血管の走行が確認でき、針をどの向きで刺すか検討しやすくなります。

 

 目には見えない血管を探し針を穿刺していくことは、なれないうちは難しいかもしれません。内肘のあたりを指で少し押しながら、血管部とその他の組織の触感の違いを感じ、どの血管を選択するか見極めていきました。

血管探しの訓練と同時に、駆血帯を巻く練習をしました。

一般的にはゴム管の先に洗濯ばさみのようなピンチがついているものが広く使われていますが、ピンチなしの「ゴム管のみ」の駆血帯もあります。

感染症の患者さんの採血時は、使い捨ての簡易的な駆血帯を使うこともあるし、小児科ではゴム管のみのシンプルなものの方が採血しやすい場合もあり、ピンチ型以外でも駆血帯が巻けるよう練習しました。

 ゴム管は少し巻き方にコツがあります、苦戦する新人看護師もいました。でもこれが基本。できるようになりましょう。

 血管の選択・駆血帯の巻き方と練習してきて、いよいよ針の穿刺です。

今回の研修では採血デモ機を使用しました。その名も「血管くん」

腕を模したゴムスポンジの下に血管に見立てたチューブが走っています。その管に赤く着色した水を流し、指先の感覚でチューブを探し当て針を穿刺していきます。

そして今回は真空管採血器を使用しました。真空管と翼状針が一体化したホルダー型の採血器です。真空管採血器は穿刺すると自然と陰圧がかかる仕組みなので、シリンジを引く作業がありません。試験管をセットすれば血液が引けてくるので簡利化されています。

 また翼状針は血管を狙いやすく、穿刺後テープ固定もできるのでより安全に採血ができます。

学生時代に翼状針や真空管ホルダーを見たことがない新人がほとんどでした。上記の説明をした後、使い方を指導しいざ採血です。

採血デモ機の血管は意外と深いところを走行しています。先ほど指先の触知で血管を探した要領で、位置を確かめ針を刺していきます。実際の採血より深く角度をつけて穿刺すると成功している印象でした。!(^^)!

採血は針を使います。抜針後の止血が十分でないと皮下に出血したり、微妙な針先の操作で神経損傷を引き起こすリスクがる看護手技となります。時には目視できない血管を指先の感覚で探り当て穿刺していくことは、なれないうちは難しいかもしれません。これからたくさんの症例をみて、指先の感覚を研ぎ澄ませ、慣れていくことだと思います。今日行った手順を覚え、感覚を磨きながらコツをつかんでいてほしいと思います。臨床の現場で、新人看護師たち 頑張れ~!(^^)!

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