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新人研修~⑥多重課題~

    • 2020年09月14日 ブログ

新人看護師研修⑥多重課題・一度に複数のコールが鳴った!

 新人看護師の入職してから半年がたちました。

日勤業務もそろそろ慣れてきたころでしょうか。遅番や夜勤勤務に新人看護師も入っていく頃です。

夜勤帯の勤務は何といっても日勤と看護師の人数が違います。部屋持ちの担当だけでなく、チーム全体を見ていかなくてはいけません。そして夜勤帯は日勤帯とは違う緊張感というか、独特な雰囲気な雰囲気があり、患者さんも日中とは様子ががらりと変わる方もいらっしゃいます。複数のコールが同時に鳴る、その中で容体の急変に直面する、など緊急度の高い場面に遭遇することもあります。

そんな緊急の場面に直面した時、どう行動すればいいのか、わずかな時間で判断し行動することが求めれられます。言葉で書くのは簡単ですが、実際の場面に直面したら「どうしていいかわからない。」と感じる新人看護師がほとんどだと思います。

ですので、その場面を再現し練習していきます。

役者を決め、台本をチェック★

研修参加者を患者役・新人看護師役・先輩看護師・当直の医師・ナレーター役という風に役割を決め、同時にコールが複数鳴ったという設定で、ロールプレイをしていきます。そしてロールプレイを動画で撮影し、それを自分たちで見て、振り返りをしていきます。意見を出し合いディスカッションして最善の方法をみんなで考えていくのが今回の研修「多重課題」です。

役者を決め、台本をチェック★

過去の先輩たちのロールプレイを見て★

ロールプレイをいきなりやるといってもなかなか想像がつかないものです。過去の先輩たちが行ったロールプレイの様子をみて感じを掴んでいきます。

過去の先輩たちのロールプレイを見て★

書面で患者さんの状況の内容を確認し、どんなことが考えられるのか、自分は何を担当し、先輩看護師には何を頼むのかをグループで話しシナリオを立てていきます。状況説明はナレーターの役にしゃべってもらいます。あとで振り返りをするので、リアリティーを出すため、その時の心の声→何を思っていたのかその根拠もシナリオに加えていきました。

同時に3件のコール!という設定

3件のコールの内容は

患者A:認知症の患者さん、徘徊センサーを使用中、センサーが鳴り患者が動き出したことがわかる。ドンと鈍い音がした、どこかを打撲している可能性が高い。

患者B:点滴の残量が少ないとコールがきた。

患者C:気分不快、冷汗あり。申し送りでインスリンを打っているが食事量が少なかったと、送られている。低血糖の可能性がある。

そして配役を決め、それぞれの役になりセリフを確認。患者役は病衣を着て見た目からなり切ります。

同時に3件のコール!という設定

「麻痺がある患者」という設定のグループでは、患者役のスタッフが手足に2Kgの重りをつけさらにリアリティーを増して演技をしていきました。

そしてロールプレイがスタート。

1、徘徊センサーが鳴った、訪室するとベッドサイドのポータブルトイレに座ろうとしたのか、転倒している患者さんを発見します。直前にドンという鈍い音がした、転倒時どこかにぶつけている可能性が考えられます。

患者さんが転倒

2、患者さんんを介助してベットに戻ってもらいます。出血がないことを確認し、骨折の可能性の見図りながら 痛みの箇所を確認していきます。そしてバイタルサインと意識レベルの確認をしていくと意識レベルがいまいち鮮明ではない。もしかしたら頭部を打撲したのかもしれない。これは緊急性があると判断しました。先輩看護師に応援コールをします。

患者さんが転倒

同時にナースコールが鳴っていた、点滴交換の患者さんと、低血糖の患者さんの対応を、先輩看護師いお願いして、転倒した患者さんを担当し、当直医師にコールをします。

実際に院内PHSで医師役のコールをかけ、転倒患者さんの状況を説明し、病棟診察と臨時のオーダーを取るところまでロールプレイで、実践してみました。

そして振り返り。

動画を撮り、自分たちのグループを振り返りました。

・スタッフ用ナースコール使用しながら 緊急性が疑われる患者さんの傍はできるだけ離れずに、対応していくこと。

・少ない人数で夜勤をしているので、割り振りをいち早く行って、同時的にケアにあたる。

・緊急性の高い患者さんを自分が担当すると決めても、先輩看護師と情報を密に共有しアドバイスを受け行動する。

・当直医へのコールは落ち着いて必要な情報を確実に伝えること。

このような振り返りの意見が出ました。

そして振り返り。

緊急時の対応はベテラン看護師でも緊張してしまうものです。

これから夜勤勤務に入っていく新人看護師たちなら、なおさら最初は戸惑ってしまうことも多いし、思うように動けなかった、先輩の足を引っ張ってしまった・・・などなど自分の思っていた通りにいかないこともたくさんあるかもしれません。

ロールプレイは考える時間があって、リハーサルもやってと、現実の急変の場面と緊張度・緊迫度で言うと比べものにならないところはありますが、ロールプレイといえど一度急変の疑似体験をしているのと、まったく初めて急変に立ち合ってしまうのとでは心構えが違ってくると思います。

新人看護師たちには 今日の流れをもう一度頭の中でロールプレイして復習してほしいと思います。

収集した情報から 患者さんには今どんなことが起こっていると予測できるのか?考えらる状況は?

そして優先度一番で何をすべきか、何を先輩看護師に伝え 何をお願いするのか、当直医に必要な情報を端的に伝えられるか。ポイントを押さえてほしいです。そして、「緊張しない」というのは難しいかもしれないけれど 深呼吸をして一旦気持ちを落ちけて夜間勤務勤に入っていってほしいと思います。

*千葉勤医協には船橋二和病院と系列病院である千葉健生病院、入院ベットを所有する病院が2か所あります。
病院配属は2か所に分かれていますが、それぞれの新人看護師は千葉勤医協に一緒に入職した同期となりますし、研修の内容もほぼ一緒です。今回は両病院の研修の様子を載せさせていただきました。

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