船橋市と災害訓練実施しました

6月9日（日）午前。船橋市保健所主催の船橋市防災訓練が船橋二和病院で実施されました。船橋二和病院は地域災害拠点病院としての役割を期待されていますので、今回、このような取り組みに協力いたしました。

玄関前に集合して、各方面からの挨拶と訓練内容の確認です。

船橋市長はじめ、船橋市役所職員、船橋保健所職員、医師会、歯科医師会、などの関連団体も合流して総勢150人近い参加の大規模訓練です。

災害訓練の開始です。まずは、病院前の救護所の設置です。災害時に地域住民の傷病者を受け入れる玄関になります。前日に設置訓練をしていたので、比較的スムーズに立ち上がりました。

エアーストレッチャーを使用した患者搬送訓練です。地べたを滑らして患者を運びます。これは、今回初めて使用しましたが、扱いが難しかったです。

患者診察を想定しての訓練。ここは、軽症でトリアージされた患者の診察です。応急処置をしてから、帰宅するという想定です。

重症患者を救急エリアに搬送します。ここのブースは重症患者が何人も搬送されて、訓練とはいえ、相当、混乱していました。

今回の訓練では、様々な課題が浮き彫りになりました。

患者の搬送方法の問題、トリアージの問題、人員配置の問題などです。

今後も引き続き、検討、訓練を繰り返して、地域災害拠点病院の役割を果たせるように努力する所存です。